目指すところ

今朝は体が重くて途中3キロで帰ろうか、5キロにしようかと葛藤しながら走っていたら
5キロ辺りで前に男の人が走っているのを発見。いつもなら「追いつけ、追い越せ」でスピードをあげて食いついていくのだけれども、今日は気力はあっても身体がついていけなかった。


健康に関しての最終目標は、健康な状態での自然死。
体の一部分の不全によるものではなく、身体全体が同時に機能停止するという
健康な状態での自然な死を迎えること。
つまり、死の寸前までは健康なまま年をとり、身の回りのことは全て自分ででき、
そしてなんの兆候もなく普段と変わらない寝顔のままで死んでいること。


ここに辿り着くよう、食事も見直し、体の栄養にならない不要なものは極力避け
栄養になるものは少し多めに摂りこみ体を作っています。


どんな最期を迎えるかは分からないけれど、これには強い意志が備わっているので
ガン保険等は解約しました。ガンになったら抗がん剤、手術は受けず、痛みを受け入れる
ことを決心しました。


案外、覚悟を決めたら楽。

削ぎ落とす

雨の日のランニングは呼吸が楽なので嫌いではない。
ただ朝起きて雨の音が聞こえると、走る意欲が萎える。
ここは自分で鼓舞するしかない。


3キロの脂肪が載った身体でも10キロ走れちゃうから調子にのって
ツイツイ「いっかー」てな感じになって食欲に負け、暴食してしまう。


でも、膝や足の甲に痛みが出始めているから、やっぱり増えた分は戻さないといけない。
4月からは距離を伸ばす予定なので、それまでになんとかしたい。


削ぎ落としたいものは、体の脂肪だけではなく、あらゆるもの。
人間、神に召されるときは身体一つ。その時何を思うか?常に自分に問いかけている。


「やり切った」、「思い残すことはない」「あの世までよろしくお願いします」と言えるように準備しておきたいけれど今は準備不足。ハラミが行方不明のままだから。


準備といえば、二宮尊徳の名言で


貧者は昨日のために今日つとめ、昨年のために今年つとめる。それゆえ終身苦しんでもそのかいがない。
富者は明日のために今日つとめ、来年のために今年つとめる。安楽自在ですることなすことみな成就する。


私はダイエットに関しては貧者。昨日食したものを明日走ってチャラにする。
だから一向に脂肪も落ちないし、身体も強くならないんだな。

脱力感

愛猫ハラミが居ない毎日、寂しい悲しいというよりも日常生活に力が入らない。
ハラミとは沢山の会話をしてきたから、猫としては語彙も豊富で人間の感情も察知できる
ので、心のよりどころでした。


主人を癌で亡くし6年。魂を揺るがすくらいの出来事で精神的に大きなダメージを受けたけど、今はこの喪失感と上手に付き合えている。
同時に死生観も変わり、人間は死に向かっているんだということを強く意識するようにもなった。死ぬ覚悟は生きる覚悟でもあり、いつ命尽きてもいいような生き方をしようと。
自分の心に素直に従うこと、心に従った言葉を選ぶことなどまずは自分を心底から喜ばせることを心がけてきました。


私はあの時の喪失感と今の脱力感を比べながら、自分に「負けるなあ、ハラミは戻ってくる」って言いきかせているような気がする。


人事を尽くして天命を待つではないけれど、自分に後悔しないよう、ハラミ捜索には周りから「猫にここまでする?」と言われるくらいのこともした。
「待つ」ことはある意味シンドイ。何も出来ないし、天に委ねるのみだから。


今の自分は、ダイエットやランニングでタイムを上げることも重要な課題だけど
なにかしら精神に影響を及ぼすことがあると、自制がおかしくなる。


愛猫ハラミ これを見ると笑えるから元気になる一枚


↓ 黒猫カルビ 只今躾中 これも面白い写真の一枚