イタチを捕らえるも

3日前から家の一階の天井から、ガサガサ、トットットという音が頻繁に聞こえてきて
愛猫達もその音と一緒に移動している感じでした。


母屋と離れ(私は離れに住んでいます)の間は屋根がついており、庭の正面と裏の通路でもあります。そこには野菜を保存していたり、私はゴミを置いたりするのですが、そのゴミが食い散らかされていました。
愛猫ハラミの時に購入した捕獲器を仕掛けておき、朝見ると餌はなく捕獲器もそのままでした。
失敗です。


昼から両親が畑に肥料をやるということできたので、その間も捕獲器をしかけ、ねずみ取り用の粘着シートを置き、しばらく畑で仕事をして戻ってくるとイタチが粘着シートの上でもがいている。


もう、気の毒で仕方が無い。
かなり強力な粘着で前足、後ろ足ともにべとべとに絡み、尻尾も脚にくっ付いてしまい、
ショックだったのか、うんちも垂れ流しで・・・


顔はなんとか何もついていなかったんだけど、こちらが鎌で離してあげようとすると
ガブリと噛み付いてくるので、その自分の勢いで倒れてしまい、顔片側もベットリとなってしまい、もう見ているのが気の毒で・・・


裏の畑で逃がしてあげようとおもい、粘着シートにくっ付いたイタチを連れて行き、鎌で離してあげると、そのイタチは、元気よく私の家に向かって、自分の住処に帰るかのようにビューんとすっごい勢いで走っていきました。あのカラダでどうやって走ったのかわかりません。あまりにも早くて目が追いつかなかったのです。
ちなみにイタチは捕まえても放してあげないといけないみたいです。


私が馬鹿でした。
もっと離れた山で放すべきだったのに、余りにも気の毒だったし、まさかあのカラダで動けるとは思いもしませんでした。


今もまだ一階の天井にいます。
でも、以前の音と違います。ごろんごろんという転がっているような音です。


きつね、タヌキ、アライグマ、イノシシ、モグラ、猿
見ていないところで、畑で悪さすると「コノヤロ」と思いますが、いざ目の前に現れると
そんな気持ちはドッかに飛んでおり、「可愛そうに、ご飯たべたいんだろうな」と変な情が湧いてきます。


それにしても、今日のイタチちゃん、外に出てきておくれよ。

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